pottery design CHEESE WORKSとは
pottery design CHEESE WORKSは、陶磁器デザイナー岡田ちひろが主宰するちいさな陶器メーカーです。「日々の生活の中で、焼き物を食はもとより様々なシーンに取り入れるきっかけになってほしい」と言う願いを込めて、陶製ジュエリーを始め、インテリア小物や食器を手掛けております。
pottery design CHEESE WORKSについて
pottery design CHEESE WORKSとは
pottery design CHEESE WORKSは、陶磁器デザイナー岡田ちひろが主宰するちいさな陶器メーカーです。「日々の生活の中で、焼き物を食はもとより様々なシーンに取り入れるきっかけになってほしい」と言う願いを込めて、陶製ジュエリーを始め、インテリア小物や食器を手掛けております。
どんな装いにも合う陶製ジュエリーの魅力とは
「pottery design CHEESE WORKS」では、さまざまな陶製ジュエリーを制作しています。テーマは「星や雪を想起させる幾何学模様」。
デザインの始まりは我が子との切り紙遊びでした。対照の美しいシルエットや穴によって構成された模様のコントラストを、何か日常で使うものに活かせないだろうか。まずは板状に伸ばしたねんどに型紙として切り紙を置き、小刀で模様とシルエット写し取って小皿を作ったこと始まりました。縁の仕上げ処理、模様の密度をあげるなど完成度をあげようと試行錯誤の末、ブローチやボタンを作るようになりました。オリジナルの型を用いて、仕上げに手彫りで繊細に作り上げた陶チャームを、ブローチやピアスに仕上げています。
陶製ジュエリーは天然素材の生地と相性が良く、カジュアルな装いにはおしゃれ気分が上がり、ドレスアップスタイルには陶器の艶やかな温もりが着る方の個性を引き出してくれます。ぬくもりにあふれる焼き物の質感と、グラフィカルな模様のコントラストをぜひお楽しみください。
壁に絵を飾るように陶インテリアを
陶製ジュエリーと同じ技法を生かし、室内を彩る生活用品として掛け時計やタイルを手掛けております。陶器は日焼けや酸化による劣化がなく、掃除手入れも簡単なので室内装飾に利便性がある素材です。
壁に絵を飾るような感覚で陶製のウォールクロックやフレームなどを飾ってみてはいかがでしょうか。
美濃焼×草加レザー、国産優良素材のアウトドア食器「レザーラップカップ」
美濃焼と草加レザーという国内地場産業の優れた技と良質素材を組み合わせた製品「レザーラップカップ」はマスプロダクト商品としてpottery design CHEESE WORKSがプロデュースしました。2019年にクラウドファンディングプロジェクトを立ち上げ、開発資金を募り目標額を達成し発売しました。
革部分は陶器を牛革で包み込んで、立体的に形を起こし、裁断、縫製し、硬化剤を施してありますので伸びにくく、しっかりと形状を保ち続けます。取っ手部分はステンレス板を内蔵し、2箇所リベットを打ち、しっかり固定しています。たっぷり飲み物を入れて持ち上げてもしなることなく安定して持つことができるのです。関東の革産地であり、革生産から製造まで優良な企業、職人が集まる埼玉県草加市のLeather Town SOKA Project teamのご協力を得て命の産物である革を長く大事に使える道具に仕立てました。
陶器部分はヨシタ手工業デザイン室のご協力により市原製陶の「トリップウエア」を採用しています。一度窯元から旅立ち、それぞれの食卓などで使われた陶磁器がまた戻ってくるサイクルを描く「トリップウェア」は、貴重な資源を大切に使い続けるために、美濃焼の有志企業が集い、陶磁器のリサイクルシステムを作り出しました。陶磁器・焼き物は「陶土」という枯渇性天然資源を原料としています。また、不要な食器の多くは不燃ごみとして捨てられ、埋められていますが、1万年たっても土には戻りません。その不要食器を回収し、微粒粉砕したものを原料に20%混合させたリサイクル陶土を使い造られています。カップを連れてアウトドアシーンでも使い捨て容器を控え、繰り返し、慈しみ使える陶器なのです。
近年のキャンプではスタイリッシュでリッチなシーンを作り出し自然体験と快適さを楽しむスタイルがアウトドア愛好家に人気を博しています。テレビや雑誌などでも非常に注目されている「Glamping」(グランピング=グラマラス(魅惑的な)とキャンピングを掛け合わせた造語)や食も空間も豊かにアウトドアを楽しむ方に向けて、人とかぶらないマイカップとして、使ってもらいたいという狙いを込めています。キャンプで、お庭で、ベランダで、口当たり格別な陶器をアウトドアでも使ってみませんか?
キャンプ映えする!革で包まれた陶カップ 「レザーラップカップ」
初心者でも安心 焼き物ワークショップ
型を使って成形する技法を基本とした焼き物の製作ワークショップを不定期に開催しております。初心者の方にも丁寧に指導いたしますので陶芸の経験がなくても安心してご参加いただけます。今までも未就学児から大人まで幅広い年齢の方にご参加いただいております。
「作ることは楽しい」ということを土に触れ、その材質の変化を感じながら、素材の特性を知っていただきたいと思いを込めて指導しております。考えながら作ったり、作りながら考えたり、手を動かすことで考えは巡り形を生み出していきます。ワークショップを通じてこういったことを分け合いたいと考えています。
道具、材料などは全て用意いたします。成形するワークショップでは参加者の作品は一旦、指導者が預かり、乾燥、素焼き、施釉、本焼きを経て完成品を1〜2ヶ月後にお渡しします。
イベントや店舗でのミニワークショップも承っております。詳しくはお問い合わせメールフォームよりお問い合わせください。
とうじきあくせさりぃ 梶原ひかり 女優の梶原ひかりさんがワークショップにご参加いただいた時の様子がご覧いただけます。
陶器を通してあなたの生活に小さな幸せを、陶磁器デザイナー岡田ちひろについて
pottery design CHEESE WORKSのデザイナー岡田ちひろは生活の道具に関わる仕事を長く続けてきました。始まりは美術大学に入学し、工芸デザイン陶磁を専攻したことからでした。焼き物、陶芸と言っても陶彫刻、伝統工芸、表現素材、クラフトデザインと意義や用途は様々です。岡田が学んだのはクラフトデザインとしての陶磁でした。大学卒業後はアパレル小物のデザイナーやキッチン用品や食器などの生活雑貨のプランナー職に就き、暮らしを楽しくする雑貨について考える毎日でした。暮らしの中で使う道具として中量生産の技法を生かしながらデザインし、製造し、使ってみて検証し、その視点を次のデザインに生かしていくと言うやり方はその時に身につけてきたものなのだと思います。
良い道具に出会え物への愛着と共に暮らすことで、当たり前の暮らしが愛おしく思えます。pottery design CHEESE WORKSはそんな小さな幸せを陶器に込めてお届けしています。
岡田ちひろ
1971年生まれ。東京都出身。
武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 卒業。
新卒で岡本株式会社(各種レッグウェアの製造卸販売)入社。靴下、レッグファッションのデザイン、マーケティングに関わる。
株式会社サブヒロモリ(生活雑貨の企画・製造販売)にてプランナー、バイヤーとして国内地場産業産地との商品開発や海外仕入れに関わる。
2014年よりフリーランスの陶磁器デザイナーとして企業との商品開発と、自ブランド「pottery design CHEESE WORKS」を立ち上げ、陶磁器ジュエリーを中心に「作って、使って、考える」というサイクルを回しながら、生活の経験を生かした陶製品をデザイン製作している。
2019年より「はけのおいしい朝市」(東京都小金井市)組合員